初診日が分からない
障害者雇用による就労で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 相談者は、約25年前に発症した反復性うつ病性障害に長年悩まされていました。発症当初は睡眠障害として大学病院を受診し、その後も複数の医療機関を経て治療を継続されていました。症状の悪化により、50代に入ってからは就労が不安定になり、引きこもりがちになるなど、日常生活にも大きな支障が出ていました。 現在は障害者雇用で在宅勤務を続けていましたが、契約更新に不安があり、将来的な収入
大動脈弁狭窄症で障害厚生年金3級を受給 |厚生年金加入期間中の“初診日”確認が決め手となった事例
相談者 性別:男性 年齢層:40代 職業:会社員 傷病名:大動脈弁狭窄症 決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級 相談時の状況 相談者様は、新型コロナウイルス感染症に罹患し、入院治療を受けたものの回復が思わしくありませんでした。そこで精密検査を受けた結果、「大動脈弁狭窄症」と診断されました。その後、人工弁置換術を受けたものの、術後の体調不良が続き、仕事を継続する
精神遅滞(知的障害)で障害基礎年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 お母様からメールでご相談がありました。就労支援B型事業所に通っているお子様が休みがちになり、20歳になるので障害年金を受給できないかとのことでした。 社労士阪本による見解 中学生の頃に発達障害の疑いと言われましたが、ご本人が嫌がって通院を止めてからは病院に行っていない状況でした。 療育手帳をお持ちでしたので、傷病名が「精神遅滞(知的障害)」であれば、先天性のため初
腰の痛み等で通院する中で股関節痛が出現したため、初診日の特定が難しかったが、人工股関節で障害厚生年金3級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 立ち仕事が多くお尻や腰が痛くなるので、かかりつけ医へ通院し、レントゲンで経過を見ていたところ、途中から股関節も悪いのではないかと言われました。 軟骨がすり減っている箇所が酷くなり歩行に支障が出てきたため、紹介先の病院で人工股関節の手術を受けました。ご相談に来られた当初は、しゃがむことも難しく階段の上り下りも痛くて出来ないため、休職している状況でした。 社労士阪本による見
約30年前の初診証明を取得できなかったが初診の年齢を特定し、障害厚生年金を受給できたケース【人工股関節で障害厚生年金3級】
ご相談にいらした状況 最近、人工関節を入れたので障害年金の申請をしようと思うが、初診日の証明が取れないため申請が進まないとご相談に来られました。 社労士阪本による見解 約30年前の初診の病院は既に閉院されており、2番目の病院はカルテが廃棄されていたため、初診証明を取得できる病院が無いとのことでした。 ご本人様がどちらの病院も診察券や『医療費のお知らせ』を保管されていたので、それらを手掛
心疾患の疑いで受診した病院が初診日となり、うつ病で障害基礎年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 仕事が忙しく毎日が長時間労働でストレスも多く抱えている最中に、親の介護、離婚問題が同時期にあり、仕事もまともにできず、眠れない日々が続きました。 その後、父親の体調が悪化し要介護状態になると、今度は母も痙攣を起こして倒れ、仕事どころでなくなり、仕事は退職することになりました。 両親の介護や今後の生活のことを考えると夜も眠れず、抑うつ状態になっていました。そして両親の介護