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障害年金の申請は自分でできる?申請の注意点やポイントを社労士が解説!

障害年金とは?

障害年金とは、病気やケガなどで、日常生活に支障があったり、今まで通りに働くことが難しくなった場合などに、一定の条件を満たしていればもらうことができる公的な制度です。視覚・聴覚・手足の不自由だけでなく、がんや高血圧、糖尿病による合併症や心疾患、うつや統合失調症などの精神疾患など、数多くの病気やケガが対象とされています。

障害年金は自分で申請できる?

障害年金は要件を満たしていれば誰でも申請をすることができます。

社会保険労務士など、障害年金の申請をサポートできる資格は限られていますが、申請自体に資格などは必要ありません。

しかし、障害年金は、書類の書き方一つで障害の等級が下がったり、支給してもらえなかったりすることも多くあります。行政の決定に不満がある場合は不服を申し立てることもできますが、一度出されてしまった決定を覆すには、行政機関に自分たちの判断が間違っていたと認めさせることが必要となりますので、非常に困難です。

ご自身で申請する際には申請の流れや、必要書類注意点を把握したうえで、行うことをお勧めします。

障害年金申請の流れ

障害年金申請の流れは大まかには以下の通りです。

①「初診日」の特定

障害年金の申請で最も重要になるのは、「初診日」です。

「初診日」とは障害年金を申請する傷病で最初に病院を受診した日です。

この時に働いているか、働いていないかによって(加入している年金制度によって)支給される障害年金の種類が変わったり、保険料の納付要件(※後述)を満たしているかを確認する基準となる日です。

また、最初に内科で自律神経失調症との診断を受け、後からうつ病と判明した場合でも、最初の受診日(自律神経失調症と診断された日)が「初診日」となる可能性があります。

 

②「初診日」を証明する書類を取得する

「初診日」の特定ができたら、それを証明しなければなりません。

その中で最も利用されるのが、「受診状況等証明書」です。この書類は初診日に通っていた病院に依頼することで取得ができます。

③「保険料納付要件」を満たしているかを確認

次に「保険料納付要件」を満たしているかも非常に重要な要素です。

障害年金は「保険料」を一定期間納めていなければ受給することはできません。

「保険料納付要件」を満たしているかどうかは、お近くの年金事務所で確認することができます。

④医師に診断書を書いてもらう

医師の診断書も障害年金の申請において大切です。診断書の内容によって受給可否の9割が決まるといっても過言ではありません。

ただ、医師からは診察時の状況はわかりますが、普段の生活状況や障害でどの程度苦労しているかについてはあまり見えていない、というケースもあります。

ご自身の障害の状態が適切に反映されているか、必ず確認しましょう。

⑤「病歴・就労状況等申立書」を作成する

「病歴・就労状況等申立書」とは障害年金を申請する方から見て、発病から現在までの経過や日常生活の状況を詳しく伝える書類です。医師の診断書を補完する役割の書類といえるかもしれません。

ただ、こちらも障害年金の審査の際に非常に重要視されますので、きちんとした内容の記載が必要になります。

⑥その他の必要書類を揃える

障害年金の申請にはおおむね、「初診日を証明する書類」・「診断書」・「病歴・就労状況等申立書」のみで足りますが、傷病によっては追加での書類が必要であったり、障害者手帳をお持ちの場合はそれを添付することが必要になります。

また、遡って障害年金の申請を行う場合には、追加の診断書が必要となります。

その他の書類はお近くの年金事務所か社労士にご相談ください。

⑦書類を提出する

必要書類が集まりましたら、お近くの年金事務所に書類を提出することで申請が完了します。

⑧障害年金支給決定通知を待つ

申請をしたら、おおよそ3ヶ月程度で支給・不支給の決定通知がとどきます。

内容に不満がある場合には再度申請ができます(審査請求といいます。)が、審査の結果が変わる可能性はとても低いです。

 

分かりやすく「うつ病」を例にした解説漫画もございますので、ぜひ、ご覧ください。

障害年金解説漫画はこちら

障害年金を申請する際の注意点

障害年金はご自身やご家族で申請いただくことが多いのですが、以下のようなご相談を多くお受けします。

● 初診日証明がとれず、申請を諦めてしまった…
● 「5年遡及」などの仕組みを知らず、遡及せずに申請してしまい、損をした…
● 病状の実態を伝える文章の書き方がうまくできず、障害年金がもらえなかった…
● 診断書を医師に書いてもらえず、そのまま申請を諦めてしまった…
● 医師に書いて頂いた診断書に記入ミスがあり、申請したものの返却されてしまった…
● 診断書と申立書の内容が一致していないと却下された…
● 一度不支給となってしまい、その後申請しても却下されてしまい、申請を諦めた…
● 年金事務所の方に「あなたはもらえませんよ」と言われ、諦めていた…

このような申請の際の「ハードル」をあらかじめ知っておくことで、解決の糸口や、年金事務所や社労士への相談のきっかけになりますので、こちらを参考に障害年金の申請をすることをお勧めします。

また、当センターでは無料の障害年金相談や有料での申請代行を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

障害年金を社労士に依頼するメリット

障害年金を社労士に依頼するメリットを簡単にまとめると以下の通りです。

こちらの記事で詳しく解説しておりますので、社労士への依頼をご検討の方は是非ご覧ください。

無料相談受付中

障害年金は自分で申請することもできますが、社会保険労務士または弁護士に依頼することができます。

障害年金のサポートを行えるのはこの2つの国家資格のみです。

ただ、弁護士で障害年金の申請のサポートを行っているところはあまり多くないため、まずは社労士へのご相談を検討されることをお勧めします。

ご自身での申請に不安がある方は当センターの無料相談を活用ください。

また、当センターでは有料での障害年金申請代行サポートもお受けしておりますので、ご自身での申請が難しい場合は一度、ご相談ください。

 

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