【和泉市-60代】化学物質過敏症で障害基礎年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況
台風の影響で電柱が倒れて変圧器が損壊し、絶縁液が自宅敷地内に漏出しました。
また、電磁波の影響を強く受けるようになり、携帯電話の画面が乱れるようになりました。
その後、体調不良となり、嘔気、頭痛、じんま疹などが出るようになりました。
内科や耳鼻科等の受診を経て、専門のアレルギー科へたどり着きましたが、ごく微量の化学物質にも反応するため、外出が困難な状況でした。
社労士阪本による見解
生活環境にあるごく微量な化学物質にも過敏に反応するため、外出はおろか自宅での日常生活にも大きく影響が出ていました。
それらの症状や生活状況を診断書等に反映できれば、障害年金を請求できると思いました。
化学物質過敏症は、具体的な数値として検査結果に現れない事がほとんどですので、ご本人さまからの聞き取りから様々な資料を作成し、状況を裏付けしなければなりません。
また今回の場合、原因は第三者が関与している事故であったため、そちらの書類を整える事も重要と考えました。
受任から申請までに行ったこと
相談者さまは外出ができない状況でしたので、最初の面談から受給まで、全て電話や郵送等で丁寧に対応いたしました。
化学物質過敏症では、医師が沢山の項目の聞き取りを行い、その資料を診断書に添付しなければならないのですが、
医師の聞き取りで診察が長時間になれば、身体への負担が大きくなるため、
当社で事前に症状を細かく聞き取りし、作成した資料を持って診察を受けていただきました。
結果
障害基礎年金2級に認められました。
化学物質過敏症のように、具体的な数値として検査結果に現れない疾患については、ご本人さまから丁寧に症状を聞き取り、その内容を診断書に記載していただく必要があります。
また、疾患によって専用の様式や、診断書の書き方があるのですが、医師がご存知ないこともありますので、そういう場合は我々専門家が情報をお伝えすることでスムーズに請求することができます