厚生年金
血液の疾患による急激な腎機能の悪化で慢性腎不全になり人工透析を導入。認定日の特例により、本来の認定日より早い時期に障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 会社の健診で血清クレアチニン値の異常を指摘され近医を受診しましたが、腎臓だけが要因と思えないとのことで精査が必要となり、大学病院へ紹介されました。 多発性骨髄腫と診断され早急に血液疾患に対する治療が必要となり、幹細胞移植や化学療法を受けました。 多発性骨髄腫によるMタンパクが原因で腎機能の悪化も更に進行し、人工透析導入となりました。 血液疾患の治療による副作用と、週3
【和泉市-60代】辺縁系脳炎の後遺症で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 赴任先で地下鉄に乗っている時、意識障害等を伴う痙攣の発作が起き、救急搬送されて入院。 検査をしても原因は分かりませんでした。退院された後、再び会社で意識障害や四肢の痙攣等を伴う発作が起こり、救急搬送されました。 入院中は発作を頻回に繰り返し発熱等の炎症もあったため、さらに精査した結果、自己免疫性辺縁系脳炎と診断されました。 約3ケ月後に退院しましたが、後遺症による四肢
【堺市-40代】糖尿病性腎症で人工透析となり、障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 十数年ほど前から右目の中心部の見えにくさを感じ、だんだんと見えにくくなったため眼科を受診しました。 糖尿病による網膜症と診断された後、内科にも通院し、インスリン治療を開始しましたが、次第に腎機能も悪化し人工透析(腹膜透析)が必要となりました。 社労士阪本による見解 障害認定基準によれば、「人工透析療法施行中のものは2級と認定する。」となっていますが、その原因となった糖
【岸和田市-50代】初診日証明の内容が希薄で初診日と認めらなかったが、追加の検査結果から初診日が認められ慢性腎不全で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 仕事中に足を骨折し入院することがあり、その際、高血圧を指摘されました。また、血液検査でも異常を指摘され、専門医で検査を受けるよう勧められていました。後日他院で検査を実施したところ、腎機能に異常が見受けられ治療を開始することになりました。10年近く治療を受けていましたが、症状悪化に伴い人工透析になられたとのことで障害年金の申請ができることを知り、年金事務所で説明を受けて手続き
【堺市-50代】交通事故による高次脳機能障害で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 3年前にオートバイで信号待ちをしていたところ 、突然後ろから車で追突され、頭部を挫傷。すぐに救急車で運ばれて一命は取り留めましたが、脳に障害が残りました。身体の傷が治り、仕事に復帰しましたが、記憶障害、注意障害、 遂行機能障害が顕著で責任のある仕事をしていましたが、とても仕事ができる状態でないことから退職となりました。これからの収入はどうしようかと家族と相談していたところ障
【堺市-40代】休職期間中に双極性感情障害で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 勤務先の会社が吸収合併されたことにより、転勤を余儀なくされ、転勤先での環境の変化についていけない状況でした。会社風土の違いによるジレンマや会社を乗っ取られた側と乗っ取った側のような形で対立ができ、人間関係もギクシャクし、毎日が緊張感や不安のなか仕事をしていました。 やがて仕事場に行くと動悸、眩暈、頭痛に襲われるようになり、仕事場に行けなくなりました。様子がおかしいことを家
【うつ病で障害厚生年金3級】初診日の病院でカルテが廃棄されていたが、証拠書類により障害年金を受給できた事例
ご相談にいらした状況 現在、仕事は休職中で傷病手当金を受給されていました。 今月いっぱいで傷病手当金が終了し、仕事も退職になってしまうため、今後の収入が無くなってしまうことから、障害年金の手続きを進めておられましたが、初診日の病院ではカルテが既に廃棄されており、初診証明が取得できないとのことでご相談がありました。 社労士阪本による見解 障害年金を請求する場合は、まず初診日を確認する必要があ
【堺市-50代】うつ病で休職中に申請し障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 会社の経営上の問題で経営者が変わったことで、会社内の環境が変わり、仕事に対する指導なども厳しくなりました。成果をあげないと上司から怒られるため、毎日が緊張の中で働き、大きなストレスを抱えていました。成果を重視するあまり社員同士の関係も悪くなり気の休まる日がありませんでした。このような状態が1年くらい経過し、ストレスも増大。毎日仕事に行くのが億劫で仕事をしていても集中力がなく
【堺市-50代】自律神経失調症と診断された日が初診日として認められ就労中(厚生年金加入中)にも関わらずパーキンソン病で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 5年くらい前から走ろうとしても上手く走ることが出来ない状態があり、更年期障害だと思いしばらく様子をみていましたが、歩行にも影響が出だし、めまいや手の震えも出現したため、脳疾患を疑い、近医の病院を受診しました。 検査を実施しましたが、脳には異常が見受けられず自律神経失調症と診断され経過観察となりました。その後も状態は悪くなる一方でした。インターネットで自分の症状を調べたとこ
【堺市-40代男性】正社員で就労中にも関わらず網膜色素変性症で視野障害と視力障害の併合認定により障害厚生年金1級を受給できたケース
ご相談にいらした状況 10年くらい前から夜になると目の見えにくさがあり、会社の人間ドックで詳しく調べてもらったところ、網膜の異常を指摘され近位の眼科を受診。近位の眼科で診てもらった後、さらに精密検査が必要となり、大学病院で精密検査を受けたところ網膜色素変性症と確定診断されました。 医師からは現在の医学では根本的な治療法がないと言われ経過観察となっていました。病状は徐々に進行し、最近の検査では中