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うつ病で障害基礎年金2級に認められ年間150万円を受給できたケース

ご相談にいらした状況

仕事上のストレス、人間関係から抑うつ状態、意欲低下、
倦怠感を生じるようになり、精神科を受診されたとのことでした。

また、追い打ちをかけるようにポリープ手術、流産もあり精神的ストレスで帯状疱疹もでき、
外出もできなくなり、家に引きこもるようになると、仕事も退職となっておられました。

ホームページから無料相談会の事を知り参加されました。

社労士による見解

うつ状態が重く日常生活は全面的に親の援助が必要な状態で、
医師からも就労は止められていましたので、2級以上には該当すると思いました。

ただし、初診日が13年以上前で病院も転院されていましたので、
初診日の証明書である受診状況等証明書を取得できるかどうかが重要になると思いました。

現在は、仕事をすることもできず、外出時は必ずご主人が同行しており、
家事などの日常生活にもかなり支障があり障害年金を請求できると思いました。

ただし、医師に日常生活の状況等は、ほとんど話したことが無いとのことでしたので、
日常生活が困難になっている状況を診断書に反映してもらうのが重要と判断しました。

受任から申請までに行ったこと

日常生活状況をご本人及びご主人から詳細にヒアリングし、
まとめたものを医師に添付し、診断書を依頼しました。

結果

事後重症で障害基礎年金2級に認められ年間約150万円の受給が決定しました。

精神疾患の場合、日常生活状況は重要項目となっています。
普段の通院時に医師に日常生活が困難になっている状況を伝えきれていないと、
診断書に症状が上手く反映されず、不支給になってしまう場合があります。

そういうことからも専門家である社会保険労務士に相談されることをお勧めします。

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