脊髄小脳変性症で障害基礎年金1級を受給できたケース
ご相談にいらした状況
3年ほど前から歩くと、ふらふらしたり、酔っ払いのようになったりすることがあり
しばらく様子を見ていましたが、階段の登り降りが非常にしんどくなり、
やがて階段は手すり無しでは昇り降りができなくなり、病院を受診したところ
脊髄小脳変性症と診断されたとのことでした。
仕事も退職となり、これからの生活のことをどうしよかと考えていたところ、
ホームページから弊社のことを知り、無料相談会に参加されました。
社労士による見解
脊髄小脳変性症は、主に小脳という、後頭部の下側にある脳の一部が病気になったときに現れる症状で歩行時のふらつきや、手の震え、呂律が回らない等を症状とする神経の病気です。
ご相談いただいたときは、常時杖歩行の状態で自宅内もバリアフリーに改装され、
着替えにも支障が出始め、掃除等の家事全般も出来なくなり、
ヘルパーさんに来てもらっている状態でしたので障害年金は受給できると判断しました。
受任から申請までに行ったこと
診断書を書く前に事前に詳しくヒアリングさせていただき、
通常の診察時には伝えきれない日常生活で不便を感じていることや、
ヘルパー利用の状況などを診断書に反映してもらえるよう資料として医師にお渡ししました。
結果
障害基礎年金1級に認められました。
肢体の診断書は特に記載漏れが多いので注意が必要です。
また、脊髄小脳変性症は進行性の病気であることから障害年金受給後も
症状悪化による額改定請求の申請が必要となってきます。
そういうことからも専門家である社会保険労務士に相談されることをお勧めします。
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