入院中に妄想型統合失調症で障害厚生年金2級を受給できたケース
ご相談にいらした状況
はじめは仕事上で大きな失敗があり精神的なショックがありました。
その失敗を引きずって相当落ち込んでいる際に、今度は恋愛トラブルがあり、さらに精神的なストレスが大きくなりました。
そこに今度は、友人とのトラブルが続き精神状態は、ボロボロの状態で過去のことを思い出しては毎日笑えない日々が続きました。
不眠、抑うつ状態も大きくなり被害妄想も出始め、自分には生きる価値がない等の言葉が出始め、リストカットもあったことから家族が病院に連れて行きました。
それからは入院や退院を繰り返していました。仕事を始めても、すぐに退職となる状況が続いていました。
妄想が原因で警察沙汰になることもあり、現在は、入院中でありました。
ご家族も大変な中、障害年金の申請もしなければならず、申請方法も難しいことから、当センターのことを知り、無料相談会に参加されました。
社労士阪本による見解
現在は入院中で、日常生活にも多くの制限がありましたので、診断書を書いてもらうなら当該時期であると判断しました。
受任から申請までに行ったこと
入院中は、2級以上に認められるケースが多く、診断書の作成を急ぐ必要がありました。
ただし、初診日証明や保険料納付要件が整わない場合、障害年金の請求がそもそもできませんので、初診日証明と保険料納付の確認を最優先しました。
複数の病院に通院していたことから通院歴の整理を行い初診日証明の取得を早急に開始し、保険料納付要件を確認できた段階で、診断書を医師に依頼しました。
結果
障害厚生年金2級に認められました。
今回は、入院中の請求でありましたので、ご自身で障害年金の申請を進めることができませんでした。
入院中は2級以上に認められる可能性が高く、できれば入院中に障害年金を請求したいものです。
そういうことからも専門家である社会保険労務士に相談されることをお勧めします。
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